タイプライター HERMES3000

タイプライター　HERMES3000 スイスの精密機器メーカーPaillard （パイヤール）は1887年に初めてタイプライターを発売。その後も進歩を重ね、ワープロが登場するまでタイプライターを製造し続けた老舗中の老舗になります。 HERMES3000はその中でも人気の高かったモデル。1980年代まで製造が続けられていましたが、本品は1958～1966年まで製造されていた、丸みを帯びた初期のデザイン。カラーは特徴的なミント。素材はプラスチックが部分的に使われていますが、本体はメタル製。製造は後期になると海外へシフトしますが、この頃はまだスイス製となっております。 ちなみにトルーマン・カポーティは、このHermes3000を「タイプライターのロールス・ロイス」と呼んで愛用していたそうで、フィリップ・シーモア・ホフマン主演の映画「CAPOTE」のポスターのタイトルは、タイプライター調の文字が使われていました。 コンディションは良好で、表面的な汚れはあったものの、分解しての整備まではできませんが、内部のダメージは見当たりません。ただし落としきれない汚れや古いニオイが残りますことをご了承下さい。 サイズ 本体 幅約32.7cm、奥行約34.2cm、高さ約13.8cm 幅約33.3cm、奥行約37.5cm、高さ約15cm ケースはありません。